ベトナム政府は2018年に同国で実行された海外直接投資(FDI)が前年比9.1%増の191億ドル(約2兆600億円)に達したと発表しました。

国・地域別の認可額のトップは
1位は日本(85億ドル)で2年連続。

2位は韓国(72億ドル)だった。3位以下はシンガポール、香港、中国と続いた。

ベトナム進出日系企業の7割が事業拡大の方針と回答しています。

ベトナムの首都は北部に位置する「ハノイ」です。

人口は約650万人、国内の工業の中心地で、農産物の集散地にもなっています。

東南アジア、中国、フランスの影響を受けた豊かな文化があります。
気温は最高気温が年間30度以上で日本に比べて暑く、湿度も平均70%以上と高いです。

そのためベトナムの民族服であるアオザイも薄い布生地で作られています。平均年収は約13万円、その他地域の平均年収約8万円より倍以上の水準差があります。
※2009年データ

ベトナム全体としては失業率2%前後と低いですが、15~24歳の若年層だけで考えると失業率は7%近くまで上昇します。

理由としては年々進学率が上がっており、大学進学率は30%に近くなっています。

大学卒業者と中学卒業者の賃金の差は2倍ほどあり、進学者が増える一方、就業先企業の受け入れ人数にも上限はあるため、大学卒業者の失業者が増える理由となっています。

そのため海外に就労機会を求める層が増加、日本・台湾・韓国に就業に行く人が増えています。

日本においても技能実習生制度でベトナムの方が多く来日しています。
2012年から2017年の5年間で技能実習生制度の来日人数は5倍以上に上がっています。

民族衣装 アオザイ

アオザイと聞いてもパッとしない男性はほとんどでしょう。アオザイとはベトナムの伝統的民族服でテレビ・雑誌などでみなさん見かけたことがあると思います。

中国のチャイナドレスにも似ていますが、中国の伝統服をベトナム風土と民族性とに同化させてできたものだそうです。

元々は上流階級の衣服でしたが、現在は普段着や礼装、一部の高校・大学では制服に採用しており、ベトナム航空でも女性客室乗務員の制服に採用しています。女性だけのイメージもありますが、男性用のゆったりしたアオザイもあるようです。

ベトナムの宗教

仏教(大乗仏教)が大半を占めていて、カトリック、プロテスタント、イスラム教、カオダイ教、ホアハオ教の六つが公的に認められた宗教です。

ビールが大好き!!

「あなたはお酒を飲みますか?」という質問に対して9割以上の方がアルコールを飲むと答えたアンケート結果があります。
そのうち「ビールを飲む」と回答した方は95%と大半を占めていたそうです。
ベトナム南部の平均気温は年間を通して27度と高温です。ビールが人気あるのもその暑さゆえでしょうか。

ルームシェアが大人気

20代の独身男性対象の調査で、50%近くの方が家族・親戚と住んでおり、20%近い方がルームシェアをしている結果が出ました。
なるべく家賃を減らし、実家への仕送りを優先したいと思っているようです。

また調査対象者の70%が実家へ仕送りをしているという。

独身日本人男性のみなさん。彼らを見習って、日本人もベトナム人に負けないよう親孝行しましょう(^o^)/

果物に唐辛子!?

カットフルーツを買うとついてくる「赤い塩」があります。
これは唐辛子です。日本にはスイカに塩をかけて食べる方がいるように、ベトナムでは酸味のあるフルーツに唐辛子をかける方もいるそうです。えっ!と思いますが、これも文化の違いでしょうか。

気になった方はぜひお試しください♪